仏グラン・パレ美術館、DYNAMO-FUKUSHIMAに参加!

Posted on by on 10月 2nd, 2011 | 0 Comments »

皆さまこんにちは。パリ市在住メンバーのさとこです。今回は長文にお付き合い下さい!

9月17-18日はフランスの文化遺産開放デーで、各地で美術館や市庁舎などの施設が無料開放されました。その一環として、DYNAMO-FUKUSHIMA(ディナモ・フクシマ)という、来場者が福島を思いながら200台余の発電機付きの自転車を漕ぎ、そこで産み出された『アートエネルギー』を、応援メッセージとして送ろう!という企画が、パリ市のシャンゼリゼ界隈にあるグランパレ美術館で実施されました。現代アーティスト、YANN TOMA(ヤン・トマ)氏の呼びかけで、彼を「社長」とするフィクション会社OUEST-LUMIERE(ウエスト・ルミエール)が立ち上がり、超短期間で数々のパートナーや協賛を集め、めでたく実現となりました。YANN TOMA氏は、フランスの電力会社EDFの市場独占が開放されたのをきっかけに、代替エネルギーとしてアートパワーを提案し、以降20年にわたって、エネルギーにまつわる展示を発表してきたアーティストです。彼の先見の明と、元々美術館側から依頼されていた企画ではなく、あえて、現在エネルギーと切っても切れない関係にある福島を支援するためにDYNAMO-FUKUSHIMAにこだわり、その実現に伴う膨大な作業をいとわず、寝る間も惜しんで奔走した、OUEST-LUMIERE「副副社長」の古賀律子さんを初めとするスタッフの皆さんの熱意には脱帽です。2日間の来場者は16500人、開放された施設の中ではフランス国内で第3番目の入場者数を記録しました。

そして、なんとりんご野もこのイベントに参加しました。美術館の入場は無料でしたが、在仏日本人が立ち上げた団体JAPONAIDE(ジャポネード)の管理の下、各種グッズの販売が行われ、収益の全額をりんご野に寄付していただくことになりました。無料開放日だけあって客足は絶えず、また美術館内のショップも一切手数料は取らず、快く募金集めに協力して下さいました。特に、全面的にバックアップして下さったJAPONAIDEの皆様には大感謝です。JAPONAIDE は、3月の震災以来パリで数あまたの被災地支援イベントを企画・支援し、一千数百万円にわたる募金を集めた実績のある、紳士淑女の集まりです。8月のフェスティバルFUKUSHIMA!では、スタッフのノブくんがわざわざパリ-ベルリンから手伝いに駆けつけて下さり、代表のしおりさんは、お母様のご協力を得て画材も提供してくださいました。広い人脈と、揺るがないチームワーク、そして日本とフランスの距離をものともしないフットワークの軽さには、いつも驚かされます。また、JAPONAIDEさんたちのお友達で、着物をチャリティーに活かす美女たちの集まりであるパリ小町さんたちも会場に駆けつけ、着慣れた方々にしか出せない、奥行きのあるオーラを放っていました。これからも、お互いに息の長い被災地支援に励みましょう!

ここで、「グッズってなんぞや?」と疑問に思った方へ。アットンシオン、ただのグッズではありません。フェスティバルFUKUSHIMA!の際、りんご野ブースのお絵かきコーナーで、お子さま方が楽しく描いた絵から、りんご野スタッフの独断と偏見で数点選んで作ったポストカードなんです。「ちょっと!わたし/ぼく/おら(?)の絵はどうしたの!」とお怒りのお子さま方、すみません。それぞれに魅力があったのですが、予算と時間の関係でほんの一部しかカードにできませんでした。許してね。これにめげず、これからもお絵かきを続けて、いつかまた見せてね。そして、いつかフランスにも来てね。みんなの原画はフランスで大切に保存してあります。改めて、年少順に、渡邉ゆうまくん、久納日向くん、南春菜ちゃん、そしてご父兄の方々、突然の申し出に快く応じて下さり、ありがとうございました!このカードは老若男女を問わず、沢山の方に購入いただきました(ページ下部の写真をご覧あれ!ごく一部ですが)。

福島のお子さま方の絵の他には、りんご野のイメージイラストを制作してくれたスギヤマショウコさんの作品と(これは特に若い女性に人気でした)、知る人ぞ知る山のかみさま「ずるすけもほ」が、ポストカードとバッジになりました。「ずるすけもほ」は、4月から被災地支援のためのりんごを惜しみなく提供して下さっている、青森県広船地区りんご農家の外川薫さんが制作した絵本にも、りんごの木とふくろうが一体になったような姿で登場します。当日はグランパレ美術館に外川さん自作のぬいぐるみを持っていって、もほたちに販売を見守ってもらったところ、少なくとも200人から所望され、そのたびに「これはかみさまなので・・・」という意味ありげな理由でお断りしました。そのかわり、カードとバッジの形でパリで繁殖中です。また、今回のために青森から個人輸入した、ぬいぐるみやストラップなどのりんごグッズは、10ユーロ(約千数百円、元値の2-3倍)という高値にもかかわらず、開館数時間後に売り切れ!イギリスからたまたまいらっしゃっていた、とあるりんご農家のご一家に、特に喜び勇んで購入いただきました。さらに、NYとパリで活躍中のアーティストMiki Nitadoriさんも、美術学校の教え子さん方が制作したポストカードセットを提供してくださいました。繰り返しますが、これらの収益はすべて、今年の秋から冬にかけてのりんご配布に使わせていただきます。また、「今年収穫のりんごは大丈夫?」という方、こちらをご覧下さい。

などなど、色んなことがあった物販ですが、これは広―――い美術館のほんの一角で、メインはやはり自転車発電です。30分間ひたすら漕ぎ(これって長い!ですよね?そのぶん、一人一人がじっくり福島へ想いを馳せていたのです)、その後、1分ほどかけて、たまったエネルギーを送っていました。どこへ?DYNAMO-FUKUSHIMAだけあって、福島です。実際、日本までの送電は物理的にできませんが、アートエネルギー、すなわち会場にいた不特定多数のみんなの気持ちが送られていたのです!私も2日間ノンストップで物販ブースから眺めていましたが、そのうちコンセプトが現実になったというか、日曜の午後には本当に波動が旅立っていくのが目にえるようでした。

それにしても、この壮大なエネルギーのかたまりは、福島の方々にほんの少しでも届いたのでしょうか。フランス時間で土曜17日は朝10時から夜中1時まで(日本時間で夕方5時から翌朝8時まで)、日曜18日は朝10時から夕方6時まで、来場者数の浮き沈みはありましたが、ペダルは回りっぱなし、電球はずーっと光りっぱなしでした。この間、日本ではこんなことがあった、こんな夢をみた、ご飯がおいしかった(皮付きりんごも食べてくださいね)、などなど、些細なことから超常現象まで、ご報告お待ちしています!

最後に、数千個にわたる細かい物品を、手数料なしの笑顔で精算してくれた、グランパレショップの店員さん達と、それから、長時間立ちっぱなし、資料配りっぱなし、しゃべりっぱなし、歌いっぱなし(?)の重労働に、不満も言わず付き合ってくれた友達に感謝します。敬称略で、保品晶子、竹内忠雄、佐々木かな、田村理恵子、フランク・ストファー、オレリアン・エスタジェ、フレデリック・ノグレイ、エリック・コルディエ。友よ!きみらの存在なしにりんご野は成り立ちません。長文乱文を最後まで読んで下さった皆さまも、お友達を大切にしましょうね♪

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