三春-葛尾-会津若松-青森-フランス。それから暮れのごあいさつ。

Posted on by on 12月 25th, 2012 | 0 Comments »

2012年も、もうすぐ終わろうとしていますね。みなさまにとってどんな一年だったでしょうか。りんご野では、年明けの福島での幼稚園訪問に始まり、フランスでの学習会やイベント企画、また東京のメンバーともこが映画上映会や炊き出しに参加したほか、りんご野発足のきっかけにもなった石巻明友館と南三陸のクリスマス会にも参上したりなど、出会いの多い年でした。

今年10月には、福島県三春町からフランスに避難しているボアグリオ治子さんから、三春町教育委員会の安生先生をご紹介いただき、給食センターを通して小中学校に10カ所、幼稚園と保育所4カ所に農家直送りんごと内部被曝対策のリーフレットをお届けすることができました。

それからしばらく経って、葛尾村の社会福祉協議会の方からHPを通してご連絡をいただきました。息子さんが通っている三春町の小学校で配られた給食便りで、りんご野の活動をご覧になったそうです。葛尾村は福島第一原発から15−30キロ辺りにある人口1600人の村で、国の支持を待たずに全村避難を決めたことで知られていますが、もうすぐ2年が経とうとしている今でも村民の方々は避難生活を送っています。このうち、連絡をくださった川島さん一家を含め830人の方が三春町内の仮設住宅10カ所で生活されているそうです。

昨年20キロ圏内のご自宅へ2時間だけ帰宅した模様はテレビでも放送されました。「もう帰れんもんね」という言葉がこぼれます。

りんご野では早速、葛尾村幼稚園三春分園の子ども達にりんごジュースをお届けしました。また、三春町に避難されている葛尾村の方々が集うクリスマス会では、もぎたての「サンふじ」とリーフレットをお届けしたほか、直前に企画していたパリのイベントで、パリ在住アーティストの中村じゅんこさんの指導のもと、フランスの子ども(と大人)達と制作したささやかなクリスマスプレゼントを村の未成年みんなに配っていただきました。

そんな中、今度は会津若松市にある雑貨屋モカフルーさんからご連絡をいただきました。お店でりんご野グッズを販売してくださるとのこと。会津は汚染度が低いとはいえ、福島の方からこのような提案をいただくとは、恐縮やら有り難いやら、よくよくお話をうかがってみると、モカフルーさんでは葛尾村の方々と事故以来ずっと交流を続けているのだそうです。

ウェブサイトの「震災助け合い情報室」では、りんご野の紹介もしていただきました(さすが雑貨屋さん!店内でりんご野コーナーを設けてくださったほか、野生のバッジも丁寧に梱包されています)。また、「避難住民の方々の苦悩」のページもぜひご覧ください。葛尾村の方々は事故直後は会津に一時避難されていたそうです。避難先の生活にやっと慣れた頃にまた移動、先の見通しが立たない中での苦労が伝えられています。

モカフルーさんのサイトではさらに、仮設住宅訪問の報告や、新作雑貨のお知らせなども掲載されていて(「おむつケーキ」は必見です!)、りんご野でも元気をいただいています。みなさまも会津に行かれる際にはぜひモカフルーさんを訪ねてみてください♪

実は、川島さんと、モカフルーさんと、りんご野とは、青森出身という共通点があります。りんご野ではよく、りんごで広がる輪、りんご仲間、りんごワールド、など、色々なことを言っていますが、りんごには人をつなげる磁力もあるのですね。

2013年は、スーパーりんご農家・ぱぱり先生のずるすけもほツアーで幕を開けます!りんごのひみつも少しづつ明かされるかもしれません?!

みなさまもよいお年をお過ごしください。めげずにできることを続けていきましょう。

りんご野一同

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