ベルラド研究所


りんご野の活動にも貴重なアドバイスを下さっているベルラド研究所は、1990年に政府とは独立した組織としてベラルーシで設立された、非営利の放射線防護研究所です。

1986年のチェルノブイリの事故以降、現在もなお地域一帯に留まり続ける放射能の影響から住民を守るため、子供達の体内ベクレルの測定や、食品管理のネットワーク作り、りんごに含まれる食物繊維とペクチンの効能を利用した健康食品ビタペクトの生産、またチェルノブイリ地域の教員や父兄へ向けた放射能環境教育などに尽力しています。

福島原発事故を受けて、ベルラド研究所はその苦い経験とノウハウを生かし、福島周辺にお住まいの方々、また農産物生産者や消費者への被害を抑えるべく、国境を越え、素早く具体的な情報提供を実現しています。

ベルラド研究所の放射能防護のノウハウを簡単にまとめた本が世界文化社から出版されました。チェルノブイリの汚染地区の家庭で配られているものの日本語版です。誰にでもわかりやすい平易な文章で、日本の状況に合わせて内容を編集してあります。写真・イラストも多く、気軽に取り入れやすい食材や調理の仕方など、役立ち情報が満載です。まだの方はぜひご一読お勧めします。

自分と子どもを放射能から守るには 日本語版特別編集

さらに、ベルラド研究所は2012年から、りんご野の在フランスメンバーも関わっている「子ども達を放射能から守る世界ネットワーク」のシリーズ、チェルノブイリと福島をつなぐ「おたずねポスト」を通して、 投函された質問に答えるほか、ベラルーシの汚染地区で暮らす家庭との橋渡しをしてくださっています。

また、以下、和訳された資料をPDFファイルでダウンロードできます。

A)「アップルペクチンによるチェルノブイリの子どもの体内のセシウム137の除去効果」[PDF]
(スイス・メディカル・ウィークリー2004年掲載、中井涼子・りんご野訳)
スイス・メディカル・ウィークリーは19世紀から存続する英語の医学専門誌で、チェルノブイリ原発事故の後遺症に関する論文も掲載してきまし た。
HPから原文をダウンロードできます。HP: www.smw.ch

B)「チェルノブイリ地区の放射性物質からの開放」[PDF]
(田澤賢次教授訳)

C)「自分と子供を放射能から守るには・食育編」[PDF] (この資料の抜粋を「りんご野」パンフレットに掲載して、りんごと一緒にお届けしています。)

D)「農作物への放射能対策」[PDF]
ベルラド研究所所長 アレクセイ・ネステレンコ
2011年7月20日
コーディネート・編集・翻訳:大下雄二
翻訳協力:中野 廣幸(産業通訳・翻訳・一般計量士)

CとDの資料についての日本語でのお問い合わせは、大下雄二さんまで